AIとのチャットをそのままブログ記事に。解説図つきで書いてもらう仕組みの作り方 3. 毎回の指示はもう要らない。Claudeに「記事の書き方」を覚えさせる3つのコツ

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AIと作業をしていると、「この経緯、そのままブログ記事にできたらいいのに」と思うことはありませんか。

私もそう思い、「ブログ記事にして」と言うだけで、解説図つきの記事が出てくる仕組みをClaudeに作ってもらいました。この記事では、その作り方と、やってみて分かった限界までを正直にまとめます。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 毎回の細かい指示を省く「Skill」の考え方
  • 記事に何を決めておくと、仕上がりが安定するか
  • 他のチャットを記事にできるのか、WordPressへの投稿まで任せられるのか

プログラミングの知識は要りません。「AIでこんなことができるのか」を知りたい方向けに、できるだけ平易に書きます。


Table of Contents

そもそもSkill(スキル)とは

Skillは、AIに覚えさせておく「手順書」です。

たとえば新しく入った人に、「記事を書くときは、まず過去の記事と内容が被っていないか見て、読む人を決めて、です・ます調で書いて、図も付けてね」と毎回口頭で伝えるのは大変です。そこで一度、手順書にして渡しておきます。あとは「記事にして」と言うだけで、相手が手順書のとおりに動いてくれます。

Skillは、これと同じ役割をします。毎回長い指示を貼り付ける代わりに、手順書を一度登録しておき、一言で呼び出す仕組みです。


手順書に書いておいた5つのこと

今回のSkillに入れたのは、次の5点です。難しいものはなく、「記事を書く人が頭の中で考えていること」を、そのまま文字にしただけです。

  1. 何を頼まれたら動くか 「ブログ記事にして」「note記事にして」と言われたら動く。言い回しが違っても、「記事にしたい」という意図なら動く。
  2. 過去の記事と重複しないこと 全く同じ内容の記事を二度書かない。ただし、より易しく説明し直すのは問題なし。ブログとnoteで同じテーマを扱うのも問題なし。
  3. 読む人を決めること AIの記事なら「AIで何ができるか知りたい人」、投資なら「投資について知りたい人」など。前提知識は低めに置く。
  4. 書き方のルール です・ます調。専門用語は初めて出てきたところで説明する。解説図を2〜3点入れる。
  5. やらないこと 公開まではしない。勤務先や個人情報は書かない。投資の話では、売買の推奨や利益の保証をしない。

特に効くのは、「やらないこと」を書いておくことです。AIは頼まれたことには頑張りますが、「ここは触れないで」という線は、書いておかないと分からないからです。


他のチャットも記事にできるのか

ここで、私が一番気になった疑問です。「Skillは、このチャットの中だけで使えるのか。他のチャットの内容も記事にできるのか」。

結論は、できます。Claudeには、過去のチャットを検索して開く機能があります。「○○について話したチャットを記事にして」と頼めば、該当のチャットを探して、読んでから書いてくれます。

ただし、1つ条件があります。検索できる範囲は、今いる場所で決まります。

  • プロジェクトの外で話しているときは、プロジェクトに入っていないチャットを探せます。
  • プロジェクトの中で話しているときは、そのプロジェクトの中のチャットを探せます。

プロジェクトとは、チャットや資料を一つにまとめておく入れ物のことです。記事にしたいチャットがプロジェクトの中にあるなら、そのプロジェクトのページから頼む必要があります。逆に、今のチャットをあとから探しやすくしたいときは、画面上の操作で、プロジェクトに移すこともできます。

「あのチャット、どこで話したっけ」となりがちな方は、記事にしたい話題ごとにプロジェクトを分けておくと、あとで楽になります。


WordPressへの投稿まで任せられるのか

次の疑問は、「記事を書いてもらったあと、WordPressへの投稿もお願いできないか」でした。

私の環境で試したところ、次のことが分かりました。

  • Claudeの作業環境からは、外部サイトへの通信が制限されていて、WordPressのAPIを直接呼び出せない。
  • Claudeの画面内にあるブラウザは、サイトのセキュリティの仕組み(Cloudflareなど)に弾かれて、管理画面に入れないことがある。
  • WordPress向けのコネクタ(連携機能)はあるが、これは「WordPress.com」で運営しているサイト向けで、レンタルサーバーで自前運用しているWordPressでは基本的に使えない。

残る選択肢は、次の3つでした。

私は、まず1の「記事づくりまで」から始めることにしました。書き溜める運用なら、貼り付けの手間は小さいからです。2の「Chromeの操作」は、ログイン済みのChromeを使うため、パスワードをAIに渡す必要はありません。ただ、他のサイトにログインしているブラウザをAIが触ることになるので、慣れてから試すつもりです。

なお、この3つの選択肢は、筆者の環境の場合です。お使いのサーバーやセキュリティの設定によって、使える道は変わります。


ここまでを自分で再現するのは、意外と手間がかかります

Skillの考え方そのものは、この記事で十分に伝わると思います。ただ、実際に自分用に作ってみると、次のような所で時間を使いがちです。

  • 手順書をどんな粒度で書くと、仕上がりが安定するのか
  • 「やらないこと」を、どこまで細かく書くのか
  • 過去記事との重複確認を、無理なく続ける仕組み

そのまま使える手順書の全文と、うまくいかなかったときの直し方は、note版にまとめる予定です。「まず自分で試したい」という方は、この記事の5つのポイントだけでも、十分に動き出せるはずです。


まとめ

  • Skillは、AIに覚えさせておく「手順書」。一言で呼び出せるようになる。
  • 手順書には、何を頼まれたら動くか、読む人、書き方に加えて、やらないことを書いておく。
  • 他のチャットも記事にできる。ただし、検索できる範囲は「今いる場所」で決まる。
  • WordPressへの投稿は、環境によって難しい。まずは「記事づくりまで」で始めるのが現実的。

はじめの一歩としては、あなたが毎回同じように頼んでいる作業を一つ選んで、「手順書にするとしたら何と書くか」を書き出してみてください。それが、そのままSkillの下書きになります。

手順書の全文と、自分用に直すコツは、note版でまとめています。

▶ note版で続きを読む:毎回の指示をやめました。「記事にして」の一言で動くSkillを、チャットだけで育てた記録

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Who wrote this article

⭐「いろいろなことに興味が尽きない」が高じて研究所をつくっちゃいました(架空ですが。。。)

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