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昨夜の動きを3行で解説:
・月末特有のリバランス需要と高値警戒感から、米国市場では主要3指数が揃って下落しました。
・為替市場では日米金利差を意識したドル買い・円売りが優勢となり、ドル円は159円台後半で推移しています。
・今週末に控える米雇用統計などの重要イベントを控え、全体的にポジション調整中心の慎重な商況となっています。
昨夜(8月31日)の米国株式市場は、主要3指数が揃って反落する展開となりました。月末に伴う機関投資家のポートフォリオのリバランス(資産配分の再調整)や、直近の株価上昇を受けた高値警戒感からの利益確定売りが先行。NYダウは前日比383.54ドル安となり、大型ハイテク株比率の高いNASDAQ100も前日比0.62%下落して取引を終えています。
外国為替市場においては、底堅い米10年債利回りの推移を背景にドル買い需要が根強く、ドル円は159.75近辺と前日比で円安・ドル高方向に振れました。市場参加者の関心は、米金融政策の先行きを占う上で重要となる今週の一連のマクロ経済指標に向かっており、突っ込んだ方向感は出にくいものの、日米金利差の継続を意識した下値の堅さが確認されています。
市場全体としては、月替わりとなる本日から本格化するマクロ経済指標の発表を見極めたいとの思惑が強く、積極的なリスク選好の動きは限定的です。過度なリスクオフではないものの、短期的な過熱感を冷ます利益確定売りが優勢な地合いとなっています。
シカゴ日経先物(CME)の動き:65,830円前後
米株安の流れを引き継ぎ、本日の日経平均株価は寄り付きから売り先行の展開が想定されます。ハイテク・半導体関連を中心に軟調なスタートが見込まれる一方、下値では押し目買いの出方が試される展開となります。
今日の物色テーマ&注目銘柄(プライム市場):
昨夜の米国市場でハイテク株を中心に利益確定売りが出た一方、為替が1ドル=159円台後半で安定していることから、輸出関連の採算改善期待やディフェンシブ株へのシフトなど、個別要因に着目した選別物色が想定されます。
テーマ1:ディフェンシブ・内需関連
テーマ2:円安メリット・輸送用機器
※日本時間で本日発表される、ドル円・日本株に影響を与える主な予定です。
本日のドル円は、159円台半ばから160円近辺を意識したレンジ展開が見込まれます。日米金利差を背景とした底堅さがある一方で、160円の大台接近に伴う市場の警戒感も意識されやすい水準です。
日本株プライム市場は米株安を引き継いで売り先行で始まりやすく、今夜発表される米ISM製造業景況指数などの重要指標を控えていることから、全体としては積極的な買いが手控えられ上値の重い展開が想定されます。指数全体の動きに左右されにくい好業績銘柄やディフェンシブ銘柄、為替恩恵を受ける主力大型株を中心とした個別選別姿勢が有効な一日となりそうです。
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