【2026年9月4日】目覚めた貴方のための投資メモ~日本株&ドル円市場サマリー

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【2026年9月4日】目覚めた貴方のための投資メモ~日本株&ドル円市場サマリー
各指標の4時間足チャート
目次

1. 昨夜の海外市場&ドル円の動き(サマリー)

  • ドル円:155.76(前日比:-3.17)
  • NYダウ:53,686.11(前日比:+624.16 pt / +1.18%)
  • S&P500:7,747.71(前日比:+81.11 pt / +1.06%)
  • NASDAQ100:29,482.32(前日比:+338.99 pt / +1.16%)
  • 米10年債利回り:4.18%(前日比:-0.08%)

昨夜の動きを3行で解説:
・米株式市場は主要3指数が揃って1%超の上昇となり、ハイテク株を中心に買い戻しが優勢
・ドル円は 155円台後半 へと前日比3円超の大幅な円高・ドル安が進行
・今夜控える米雇用統計を前に持ち高調整と日米金融政策の方向性の違いが意識される展開

昨夜の米国株式市場は、主要3指数が揃って力強い反発を見せました。NYダウは前日比+624.16ドル(+1.18%)の53,686.11ドル、S&P500は同+81.11ポイント(+1.06%)の7,747.71、NASDAQ100は同+338.99ポイント(+1.16%)の29,482.32で取引を終えています。直近の調整局面から自律反発を狙った押し目買いが入ったことに加え、堅調な企業業績見通しを背景に主力ハイテク株を中心に買い戻しが広がりました。

米長期金利の指標となる米10年債利回りは4.18%へ低下(債券価格は上昇)しました。今夜発表される米8月雇用統計を控え、労働市場の減速を織り込む形で米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待が債券買いを後押ししています。この金利低下がバリュエーション面の割高感を和らげ、株式市場、とりわけグロース株の追い風となりました。

一方で為替市場ではドル安・円高が急速に進展しました。ドル円は 155.76円 と、前日比で3円を超える大幅な下落(円高)を記録しています。米金利低下に伴うドル売りに加え、日本銀行による年内の追加利上げ観測が根強く意識されるなか、これまで積み上がっていた円キャリー取引のポジションを巻き戻す動きが一段と強まったことが主因です。

セクター別では、半導体関連や大型IT銘柄などの成長株(グロース株)が指数全体の上昇を牽引しました。一方で為替の大幅な円高進行は、輸出型ハイテク企業にとっては海外売上高の円換算額を減少させる要因となるため、米国株高の恩恵と円高による業績下押し懸念の双方が綱引きとなる市場環境です。

個人投資家が本日の相場に臨むにあたっては、米国市場の全面高というポジティブ要因と、1ドル=155円台後半まで一気に進んだ 急速な円高進行 の影響を切り分けて評価する視点が不可欠です。株高の流れは投資家心理を改善させる一方で、円高への感応度が高い外需大型株には戻り売り圧力がかかる可能性がある点に留意する必要があります。


2. 本日の日本株(プライム)注目ポイント

  • シカゴ日経先物(CME)の動き:64,585.00(前日終値比 -150.00 / -0.23%)
    昨夜の米国株高にもかかわらず、急激な円高の進行が重荷となり、シカゴ日経平均先物は小幅安水準で引けています。本日の東京市場は、米ハイテク株高による買い安心感と為替の円高警戒感が交錯し、寄り付きはもみ合いもしくは小幅安からのスタートが想定されます。日経平均は先物主導の振らつきに警戒しつつ、為替動向を睨んだ神経質な展開となりそうです。

  • 今日の物色テーマ&注目銘柄(プライム市場):
    昨夜の米国市場動向や急激な円高基調を踏まえ、指数全体のボラティリティに左右されにくい銘柄や内需ディフェンシブ、あるいは自律反発狙いのテーマに注目が集まりそうです。

    • テーマ1:AI・先端半導体製造装置関連

      • 注目理由:昨夜の米国市場でNASDAQ100が+1.16%と大幅反発し、半導体関連銘柄に見直し買いが入りました。為替の円高は短期的な業績下振れリスクとして意識されやすいものの、世界的なAIインフラ投資の持続性を背景に、構造的な競争力を持つ中核銘柄には押し目買いの流入が期待されます。為替要因で売り先行となった局面は、中長期の好機を見極める視点が求められます。
      • 注目銘柄:[8035] 東京エレクトロン、[6857] アドバンテスト
    • テーマ2:円高メリット・国内消費関連

      • 注目理由:ドル円が155円台へと急激にシフトしたことで、原材料や製品を海外から調達・輸入する企業の採算改善が強く意識されやすくなります。輸出関連株の手仕舞い売りが進む局面では、相対的な逃避先かつ業績改善期待として 円高メリット銘柄 への資金シフトが活発化するかが本日の見どころです。
      • 注目銘柄:[9843] ニトリホールディングス、[2670] エービーシー・マート

3. 本日予定されている重要イベント&経済指標

※日本時間 2026年9月4日(金)当日に発表・実施される予定のみを時系列で記載しています。

  • 18:00 ユーロ圏・7月小売売上高(注目度:中)
  • 21:30 米国・8月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給)(注目度:高)

4. 本日の見通し&まとめ

本日の東京市場は、米主要株価指数の上昇が支援材料となる一方、1ドル=155円台後半へと進んだ ドル安・円高の波及 が外需主力株の重石となる見込みです。今夜21時30分には米国の金融政策の行方を左右する最重要指標である 米8月雇用統計 の発表を控えています。そのため、日中は積極的な買い上がりが手控えられ、後場にかけて持ち高調整中心の様子見姿勢が強まる公算が大きいと考えられます。ドル円は155円台前半から半ばのサポート力を試す展開が予想され、為替の急変動に振らされにくい内需優良株や好業績銘柄へ選別色を強めたアプローチが有効となります。

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